Mr.トーストの「トーストコラム」

3.【麗しの残骸ラスク】
先日、フランスパンがちょっぴり固くなってきたので、自家製ラスクを作ろうと思ったんですよ。ラスク好きだし。簡単そうだし。あと、コンテンツになるだろうしという感じ。

だけど、毎晩夕食後に作ろう作ろうと思っていながらにして、「今日はたいぎいから明日にするか」「今日は疲れたから明日にするかと」、あすなろあすなろで日一日と日延ばしし。かれこれ1週間ほどうやむやにしていたところ、フランスパンが、釘が打てそうな程にカッチンコッチンに。ここまでくると凶器にすらなりそうなフランスパン。それでも私は、ラスクを作れるであろうと、固く信じて疑いませんでした。

それがさぁいざ、包丁でフランスパンに切り込んだところ。バリバリバリと盛大な音がして、切った端から砂山の様に崩れ落ちるのです。そうして切っても切っても、バリバリバリと崩れ落ち、パン屑になってしまい、スライスどころの話ではありません。パンってマジに硬くなると切れないんですね。崩れるんですね。スライスするのは、もう諦めることにしました。

そこで私は、今度は、かなづちを取り出しました。いえ、正確にはかなづちを探したけれど、無かったので、ゴマの擦り棒です。もうやむなし、この擦り棒でぶん殴って、砕いてやる、んでもってクラッシュ型のラスクを作ってやる!(ラスクに燃える女アヤ)

途中、「そこまで堅いんなら、フレンチトーストでもつくれば?」と家族に促されたのですが、いや、どっちにしろ、丸ままではできないから、こうなったら砕くしかない。(メラメラメラ)

かくして、おりゃ!くぅの!どりゃ!とこん棒、もとい擦り棒でぶんなぐって、そうして包丁でメチャクチャに格闘して作った、以下(ラスク)です。(硬くなった鏡餅との格闘を彷彿とさせました。)
フランスパン【写真1】これが問題のフランスパン。そこまでカチコチにはとうてい見えません。ラスクを作る工程をデジカメで中継しようとカメラ待機までしてたのに・・・当初、ひらめいた時、すぐだったらまだスライスできたんでしょうね〜。一週間の壁は厚かった。この一週間という時間が、フランスパンから着々と水分を奪っていったのね。
残骸ラスク【写真2】仕上がりはこんな感じ。砂糖とバターで味付け。味はおいしかったけど、厚みのセイか異様に硬かったです。やはり市販のラスクの厚みが妥当だと、この度、痛感いたしました。(これ以上薄くスライスしようとすると、パン粉のように崩れてしまうのでやむなし!)次回はもっと早めにスライスしておきます。反省!
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2005/04/04 by綾香 HomePage