つゆ&夏場対策おにぎり おにぎり奉行の「おにぎり目録」表紙へ

夏場のおにぎりって、いたまないかどうか、すごく不安ですよね?先日、読者さんからこのようなお便りを頂きました。
「私には、中1の子供がいます。毎日部活の練習の時に、おにぎりを4個持っていきます。今の暑い時期に具に困っています。梅干がきらいで、いたむのがこわくて、毎日ゆかりとのりたまなどのふりかけにしています。アドバイスをお願いします。」
おにぎりは、防腐・殺菌効果の高いとされる梅干しさえ詰めておけば、ひとまず安心!という感じですが、最大の難関は、お子さんが梅干ギライということ。そうした場合には、以下のような対策が考えられます。
1)梅干しの種を入れてご飯を炊く
炊飯器に梅干の種を入れてご飯を炊く、たったこれだけ。一見梅干しギライのお子様に対する、イヤガラセの様にも見えますが、そうではありません、これでぐっといたみにくいご飯に仕上がるのです。(尚、梅干の味は分からないとのこと。にもかかわらず、梅干を入れて握ったのと同様の防腐効果を得られます。)

この時使う種は、果肉を手で簡単に取り除いた種。間違っても種をしゃぶらないように!もとい、種を洗ってしまわないように!(つい、うっかりやってしまいそうですよね。)

実は、種の周りにこびりついた果肉がご飯の防腐効果を高めてくれますので、適度に残しておく必要があるのです。だけど、果肉をそっくり入れてしまうと、今度はご飯全体がすっぱくなってしまうので、果肉を取り除くというわけです。
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2)容器はアルコール消毒
おにぎりをつめる容器はアルコール消毒します。消毒の仕方は、アルコールを霧吹きにつめて、容器にふきつけてティッシュでふき取ったり、またティッシュにアルコールをしみこませて、隅々までふくなどしてください。この時、要注意なのは、すでにふいたところを、指でうっかりふれてしまわないこと。

奇麗に見える手も実は雑菌だらけなので、そこから再び菌が繁殖してしまう危険性があります。私の母などは、消毒したあと、さらにお弁当箱の底に塩をふってからご飯をつめていました。(おにぎりではありませんが)こちらも殺菌のためとのこと。アルコールは薬局などで売っているかと思います。
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3)直に握らない
先にも書きましたように、一見奇麗そうに見える手も、実は雑菌だらけ。おにぎりを握る際は、直に握らず、市販の使い捨てのビニール手袋をはめてから握るようにしてみてください。これは毎回使い捨ててゆきます。それが難しいようでしたら、サランラップを使用して、茶巾の要領で握ってください。これだと携帯にも便利ですよ。(参照「おにぎりの握り方(ラップ編)」)
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4)中に詰める具との温度差に注意
おにぎりに詰める具は、昆布などの味の非常に濃いものがお勧めですが。そうでない場合、ご飯と中の具の温度差にも注意が必要です。たとえば、あったかいご飯で冷えた唐揚げを握る。これは、非常に雑菌が繁殖しやすく、握ってすぐに食べるというのでなければ、注意が必要です。こうした時には、あったかいご飯にあわせて、揚げたての唐揚げを詰めるか、電子レンジで一度再加熱してから詰めようにすると、より安全なおにぎりを握ることができます。
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2005/08/02 - 2005/08/14 by綾香 HOME