Mr.トーストの「トーストコラム」

9.【哀愁のメロンパン・カミング
アウトします】
私の大好きなパンはメロンパンです。

私はメロンパンが大好きです。というよりメロンパンが大好きと、いうことになっています。ということになっているというと、好きじゃないの?という感じですが。好き「だった」という方が正しいかもしれません。私がメロンパンを大好きということになった経由は?というと。

私って、子供の頃は、結構とろくさかったんでしょうね?中学時代は、購買部のパンを買うことができず、よく立ち往生していました。当時の購買部のパンは、菓子パン、おかずパン、どれも非常においしかったせいか、ものすごい人気で、お昼前にはとんでもない人数の生徒達がわらわらと集まってきて、購買部の回りは毎日黒山の人だかりという感じでした。

もともと、押しの弱かった私は、山のような人だかりを押しのけて自分の欲しいパンを確保できるだけのパワーがなく。パンにわらわらとあつまる、人垣の周りを、おろおろ、うろうろ、おろおろ、うろうろという感じで、覗き込むだけで、次から次へとパンが売れてゆくサマを呆然と眺めているという、そんな生徒でした。

そうして、嵐のような人だかりが去った後は、購買部のパンが1つも残ってない・・・ということもしばしばでした。で、そんな私の様子を見るに見かね、友達の一人が、

「もーしょーがないなー、○○の分は私が買って来てあげるから、お金を寄越しな。」
(※○○は私のこと)

そういって人垣を乗り越えて行ってくれるようになったのです。(念のため「おい、アタイためにのメロンパン買って来な!生地の程よくサクっとした特上のを頼むよ!ほら走れ!」とパシっていたわけではありません。)その子は本当に面倒見の良い子で。私は時々とろくささを発揮し、みたいな。

だけど、
「○○は何がすき?○○が好きなの買ってきてあげるよ。」
「うーん、好きっていうと、メロンパンかなー?」
と言ったのが、よくなかったみたいですね。

その日を境に

「○○はメロンパンがホンット好きだからねー」

と、毎日、メロンパンを買って来てくれるようになったのです。元々メロンパンのクッキー生地っぽいところが大好きで、購買部のメロンパンも絶品だったのですが、けれど、大好きなパンもさすがに、毎日は厳しかったか・・・というか毎日食べてると、メロンパン自体に次第に飽きてきた?(ってゴメン!)

だけど、そんな、本来なら自分で買いに行かなきゃならないのを、わざわざ友達に人垣を押しのけてまで買って来てもらっているのに、そんな、パンの種類まで、指図できる図々しさは私にはないわ!私には、もうこれ以上の注文をとても口に出しては言えない!しかも、彼女は、私がメロンパンが本当に大好きだと思い込んでいるし・・・何はともあれ、よかれと思っての行為よね?

病む終えまい、折角、好意で買って来てくれてるんだから、私はメロンパンを食べましょう。メロンパンが続行してすごく大好きということにして。というわけで、中学時代、その子と同じクラスだった1年間、ものすごく大好きな(ということになっている)メロンパンを殆ど毎日のように食べ続けた私です。

「ごめーん!○○。今日はメロンパン買えなかったよ、売り切れてたー」

とその友達に別のパンを渡されると内心ほっとしたりしてねA^-^;)。メロンパンに遭遇すると、今でも、彼女のことを思い出します。そうして、そんなこともあったけっかーと、懐かしく食べています。すごく楽しい思い出ですね。彼女にはナイショだけど。
<購買部でおいしかった思い出パン>

1位:メロンパン
多分、私がこれまで食べてきたメロンパンの中でピカ1においしかったです。表面のクッキー生地が本当にサクサクしてて、まーだから、つい、好きなパンはメロンパンって、言っちゃったんですけどねー。

2位:フランスパンのバターサンド
細くてながーいフランスパンに切込みを入れてバタークリームを挟んであるものですが、これが激ウマ!みんなも好きなのか、すーぐ売り切れていました。で、私がとろくさくってパンを買いそびれるのをいいことに、先生に「パンを買い損ねた」といって、友達と一緒に学校の近くの本店に買いに行ったこともありました。

3位:お好み焼きパン
よそにもあるのだろうけれど、ここのはなんかすっごくしっとりしていて、マヨネーズもたっぷりで、1度食べたら癖になる味でした。青海苔が唇につくのはご愛嬌。
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2005/09/04 - 2005/09/05 by綾香 HomePage